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(……さて……これは一体、どう考えればいいものなのかね) D-5、ファンタジーエリア中心部。 そこで今、真紅の甲冑を身に纏う一人の剣士が、その顎に片手を当てて小さなため息をついた。 その人物の名は、ヒースクリフ。 SAO最強の攻略ギルド血盟騎士団団長にして、ユニークスキル『神聖剣』を持つSAO最強のプレイヤーと称される剣士。 そして……アインクラッド第百層で待ち受けるSAOの最終ボス。 茅場晶彦その人である。 (……今の私を捕らえ、このような形で立たせる存在がいるとは……流石に予想出来なかったよ) 否。 正確には、この場に立つヒースクリフは茅場晶彦であり、そしてそうではない者である。 彼は電子の世界を漂う残滓、茅場晶彦の記憶のエコーともいうべき存在なのだ。 かつてのヒースクリフは、アインクラッド75層でキリトを相手に一対一で闘い、そして倒された。 その後に現実世界の茅場晶彦は、自らの脳を高出力でスキャンし焼き切るという方法で自ら命を絶ったのだった。 しかし、それは単なる自殺ではない。 そうする事で自らの記憶と人格をデジタル信号としてネットワーク内に遺そうという目論見があっての行動だったのだ。 成功率は限りなくゼロに近い、極めて危険な行いだったが……結果、茅場晶彦という存在は確かに電子の海に存在する事となった。 彼が夢見た異世界への旅立ちを……極めて近い形で実現させたのである。 (あの広場には、実に多種多様なアバターがいた。 人間は勿論、ロボット、モンスターの様な者達まで……世界の種子が芽吹いた結果か) その後、電子の海を彷徨っていた彼は、再びキリトの前に現れた。 ALOの世界で窮地に陥り、オベイロンに屈しようとしていた彼に力を貸し、その代償として世界の種子―――ザ・シードと呼ばれるシステムを託した。 それはオブジェクトとサーバーさえあれば、誰しもがVRMMOを生み出すことが出来るという、まさに世界を創造する種だった。 ヒースクリフは今、あの広場に集まっていた多くのアバター達が、その種より生まれたモノだと考えていた。 人間は勿論、ALOにいた妖精、更にはロボットやモンスターの様な者達までいた事がその理由だ。 統一感がまるでないアバターは、つまりはそれだけ多くの世界観がある中から生み出されたのだと、そう思えたのである。 ザ・シードをキリトに託したのは正解だった。 そう、胸中で彼に感謝をせずにはいられない……しかし。 (しかし、このような形で活かされるとはね) まさか、こんな殺し合いという形でそれを利用される羽目になるとは、流石に予想だにしていなかった。 それも自分自身が参加者にされるとあれば、尚更だ。 ただ、その善悪を問うというつもりはない。 自身とて、一つの異世界を生み出したいという望みの元、SAOをデスゲームに変えて一万人のプレイヤーを閉じ込めた身だ。 あの榊という男にもまた、同じ望みがあったのだろう。 (だが……彼の行動を許す事は出来ないな) しかし、ヒースクリフに殺し合いに乗ろうという考えはなかった。 何故なら彼には、榊を許せない理由があったのだ。 ――――――先ず覚えて貰わえねばならないことを説明しよう。 ――――――1つはこのVRバトルロワイアルの優勝者へ贈られる賞品だ。 ――――――【元の場への帰還】と【ログアウト】そして【あらゆるネットワークを掌握する権利】これが進呈される。 (あらゆるネットワークを掌握する権利……それがもし事実だとするならば、世界の芽を摘む事にもなりかねん) 榊が説明した、このバトルロワイアルの優勝賞品―――ネットワークを掌握する権利こそが、ヒースクリフにとっては許せぬモノであった。 果たして、それが事実であるか否かは分からない。 しかし、相手は電子の海を漂っていた己を手駒として捕らえたほどの相手だ。 真実である可能性は、極めて高いだろう……ならば、この権利は決してあってはならない。 もしもそれが、悪意ある者の手に渡れば、数多のVRMMOを一度に消滅させる事さえも可能になってしまうからだ。 自分も一度はキリトに、望まぬならば種子を捨ててもかまわないと言いはしたが、こうして生まれた以上は手放すという真似はしたくない。 電子の世界に芽吹いた世界は、多くの者達にとってかけがえのない存在なのだ。 自身が夢見た世界と同じ様に……それの破壊は、夢を壊すに等しい行為だ。 (榊君……すまないが、私はこの殺し合いを止める為に行動をさせてもらうよ) 故にヒースクリフは、榊への反逆を決めた。 かつて自身が夢見た異世界……それに限りなく近い、幾多もの電子の箱庭を守る為に。 (そうと決まれば、まずはアイテムを確認させてもらおう。 何をするにしても、装備がなければ始まらないのが冒険というものだ) 早速、ヒースクリフはシステムウィンドウを開き支給品を確認する。 この剣士のアバターとしてバトルロワイアルに参加させられている以上、使える能力は間違いなくSAOと同じだ。 ならば必要となるのは、スキルを使う為の片手剣と……そして、対となる盾の二つ。 ソードスキルのみならば剣だけで十分だが、神聖剣を使うには盾が必須になる。 ヒースクリフが最強プレイヤーと称されていた所以は、神聖剣にこそある……ならば、ここは何としてでも盾を手にしておきたい所。 (これは……盾、ではあるが……) 結果、ヒースクリフは見事に盾を引き当てた……が。 それは彼が期待した物とは、少々かけ離れた外観をしていた。 まずその形状は半円形型をしており、大きさは凡そ60cm程度。 濃い灰色のカラーリングに、金属特有の鈍い光沢がある。 そして盾の上部には、構えた側からも前方を確認できる、防弾ガラス製の透明な覗き穴が備え付けられている。 その名を、防弾盾。 ニュースやドラマ等でよく警官や軍隊が手にしているところを見るだろう、現代の科学が生み出した金属盾だ。 (……何とも、不釣り合いな格好だな) 広場では確かに、榊に対して反抗の意志を示した大柄な男をはじめ、近代的な姿をした者達は多く見られたし、こういうアイテムが支給されるのは十分ありだろう。 そして性能も、決して低くは無い様に見える。 しかし、ファンタジー世界の剣士が現代の金属盾を装備する様というのは実にシュールだと言わざるを得ない。 (とはいえ、それでも盾を手に出来たのは大きい。 そして……この剣も) そして一方。 剣に関しては、ヒースクリフのイメージに一致したものを引く事が出来た。 青白い透き通った刀身を持ち、その鍔元には同じく青い色をした薔薇の装飾が施されている。 名は、青薔薇の剣という。 オブジェクト化させて軽く素振りをしてみたところ、実にしっくりとくる手応えがあった。 どんなVRMMOで使われている剣かは知らないが、間違いなくレアアイテム……それもかなり上級の武器になるだろう。 良い武器を手にする事が出来たと、ヒースクリフはその顔に笑みを浮かべた。 ―――余談だが、この剣がそう遠くない未来において、あのキリトの運命を左右するキーアイテムになるとは、この時の彼には知る由もなかった…… 「……む?」 その後、他のアイテムや機能を見るべくウィンドウを操作していたところ。 ヒースクリフは、そこから気になる一つの項目を見つけた。 【使用アバターの変更】 【設定】の中にあったその項目に、ヒースクリフはまさかと息を呑んだ。 すぐさま操作を行い、機能を試す……すると。 (……やはり、そういう事か) 瞬時に、ヒースクリフのアバターが姿を変えた。 今まで纏っていた重厚な真紅の甲冑とは正反対の、極めて軽い白衣。 ファンタジーの世界とは対極に位置する、リアルの己自身。 紛れも無く、茅場晶彦本人としての姿だった。 (僕は二度、キリト君の前にこの姿で現れている。 ネットの世界で使った以上、この姿がもう一つのアバターと認識されても、不思議はないか) 戦闘を行うに当たっては、間違いなくヒースクリフとしての方が圧倒的に向いている。 一見、殺し合いには何の役にも立たない機能に思える……が、実際はそうでもない。 茅場晶彦とヒースクリフは、外見は勿論その声色まで、全く別人といっていい程に変化する。 その点を利用すれば、特定の人物から身を隠したい場合などには十分役立つだろう。 尤も、そんな場面があればの話ではあるのだが。 (少なくとも今は、この姿でいるメリットはないな。 しばらくはヒースクリフとして活動した方が……) 「まったく、やっと他の参加者を見つけられたよ。 お互いにいきなりのルール変更なんて、勘弁してもらいたいよな?」 その時だった。 不意に、後方より何者かから声を掛けられたのは。 茅場は咄嗟に振りかえり、声の主へと視線を向ける。 「ま、いいさ。 多少ルールが変わったところで、僕の勝ちは揺るがないんだからさ」 そこに立っていたのは、特徴的―――言ってみればワカメの様な青髪をしている一人の学生だった。 自信満々、大胆不敵、傲慢。 そんな言葉が、これでもかという程に似合う表情をしている。 茅場はそれを一目見て、その学生―――間桐慎二が、殺し合いに乗っている側である事を悟った。 そして、殺し合いを殺し合いとして認識していない……ゲームか何かに過ぎないと思っている事もまた、見抜いていた。 「……ふむ。 ルールが変わったと言うが、君はどうやらこの殺し合いが自らのゲームの延長線上のものだと考えている様だね。 参考までに、どんなゲームに参加していたのかを聞かせてはもらえないか?」 「は? 何言ってんだよ、あんた……僕と同じ、聖杯戦争の参加者なんだろ? ああ、もしかして急すぎる内容の変更に、頭がついていけてないのか?」 茅場の問いに対して、慎二は呆れた顔をして返事をした。 他の参加者を全て倒し、優勝した者にはどんな願いでも叶えられる賞品が与えられる。 ルールこそ大きく変わっているものの、根本は聖杯戦争そのものではないか。 そんな事も分からないのかと、茅場に対して大げさに両手を上げてリアクションを取る。 「……聖杯戦争……成る程。 奇跡を起こす聖遺物を求める戦争といったところか……」 しかし茅場は、己を馬鹿にしている慎二の態度など気にも留めず、僅かなキーワードから冷静に推理をしていた。 目の前の学生が一切慌てる様子を見せずに殺し合いに乗っているところからして、恐らく彼がプレイしている聖杯戦争とやらは、このバトルロワイアルに似通ったものなのだろう。 聖杯戦争という名前からして、内容が聖杯を巡る戦いである事というのは丸わかりだ。 確かに古来より聖杯と名がつく物には、奇跡を起こす道具として多くの伝承がある。 この殺し合いの優勝賞品=聖杯と結び付けられても、何らそこに不思議はない。 そして得られる聖杯も、あくまでゲーム内でのちょっとしたレアアイテムとして捉えているのだろう。 ならばここは、話し合いでその誤解を解くべきなのだろうが……残念ながらこの様子では、聞く耳は持ってくれないだろう。 しからば、出方によっては荒っぽい手段を取らざるをえまい。 「すまないな、ありがとう。 ところで、私はヒースクリフというのだが、君は何というのかな?」 「おいおい、僕を知らないのか? これだから凡人は……仕方ないし教えてあげよう。 僕は間桐慎二、世間じゃ天才って言われてる霊子ハッカーさ」 慎二は、まさか目の前に居る相手がある意味じゃ己以上に優れた頭脳と技術を持つ天才だとは知らず、見下した態度で自己紹介をする。 普通ならば、こんな挨拶の仕方をされようものなら怒りの一つや二つ感じるだろう。 しかし、ヒースクリフはそんな慎二の態度にもそういった感情は然程抱かなかった。 血盟騎士団団長にしてSAOの最強プレイヤーである彼からしてみれば、この手の輩はもう何度も見てきた相手だからだ。 身近な例を挙げてみれば、虚栄心に満ちたストーカー護衛ことクラディールあたりか。 「そしてこいつが、僕の引いたサーヴァントだ。 出て来いよ、ライダー!」 「やれやれ、やっとかい? 随分と待たせたもんだねぇ、シンジ」 次の瞬間。 慎二が何も無い空間に声をかけたかと思うと、そこに何処からともなく光の粒子が沸き立った。 粒子はやがて人の形を成していき、そして全てが収束した時。 そこには、一人の女性が出現していた。 顔には大きな一筋の傷が走っており、胸元の大きく開いた中世的な赤いコートを身に纏うその様は、よくある海賊像を思い浮かばせる。 彼女こそが、慎二が召喚したサーヴァント―――ライダーだ。 (サーヴァント……直訳すれば、召使い・使い魔か。 成る程、つまり彼女はSAOで言うテイムモンスターの様な存在……彼の戦闘におけるパートナーなのだな) 流石に何も無い空間から人が現れた事には驚いたものの、ヒースクリフはすぐさま冷静にライダーが何者なのかを自分なりに推測した。 今の己も人の事を言えた立場ではないが、武器も持たないただの学生がどの様に戦うつもりだったのかと思ったが、どうやらこういう事らしい。 「さあ、ヒースクリフ。 あんたのサーヴァントも霊体化を解いて出してくれよ? 別にこのままあんたを倒して勝ち抜けってのでもいいけど、折角の初戦がそんなしょっぱい勝利じゃ味気ないからさ」 続けて慎二は、ヒースクリフにもサーヴァントを出す様に促す。 聖杯戦争は、マスター同士がサーヴァントを用いて競い合う戦争だ。 ならば、お互いにサーヴァントがいなければ話にならない。 無論このまま叩き潰すという選択肢もあるにはあるが、折角のゲームなのにそれは物足りない。 やる以上は、自身のサーヴァントの実力をたっぷり見せつけて勝利したい。 そんな願望から、慎二はヒースクリフが動くのを敢えて待っていたのだが…… 「……すまないね、慎二君。 生憎ながら、私はサーヴァントを持っていないんだ」 「……何だって?」 ヒースクリフには当然、その期待に応える事は出来なかった。 そもそも彼は、聖杯戦争の参加者ではないのだ。 「私にあるのは……この姿と、そして剣と盾だけだ」 しかし、サーヴァントが無くとも戦う術ならばある。 すぐさまシステムウィンドウを出現させ、ヒースクリフはその姿を変えた。 科学者茅場晶彦としてのアバターから、神聖剣のヒースクリフへと。 その手には既に、剣と盾が握られており、いつでも戦闘に入れる様な状態になっている。 この変化に、慎二は口を開けて呆然としているが……直後。 「……は、ハハッ! こいつは大笑いだ……あんたまさか、サーヴァントを相手に生身で闘うつもりなのか? とんだ馬鹿もいたもんだよ!」 彼は、大いにヒースクリフを嘲笑った。 英霊たるサーヴァントを相手に生身で戦いを挑むなんて、無謀なんてレベルを通り越している。 どれだけ腕に自信があろうが、勝てる訳が無い。 初めて会った時から妙な奴だとは思っていたが、まさかここまでとは思わなかった。 腹を抱え、これでもかというぐらいに大きな声で笑う……しかし。 「やれやれ……そこまでにしときな、シンジ。 あまり笑ってると、後で辛くなっちまうよ?」 その馬鹿笑いを、ライダーの一声が遮った。 これに慎二はあからさまに不機嫌な顔をして、どういうことだと不満を口にしようとする。 しかし……そこで彼は、気がついた。 ライダーの表情には、己と違い嘲笑は無く……どことなく真剣な目で、ヒースクリフを見ている事に。 「何だよ、ライダー。 まさかお前、あいつを警戒してんじゃないだろうな?」 「そのまさかさ……分からないかい? あの兄さん、言うだけの事はありそうさね」 そう、ライダーの評価は慎二とは逆だった。 その点については、流石は歴史に名を残す英霊というべきだろう。 彼女はヒースクリフを見て、その力量を悟ったのだ。 人の身でありながらも、サーヴァントに喧嘩を売る……そんな馬鹿な真似が、出来るだけの力があると。 「……ふん、分かったよ。 弱い奴を一方的に甚振るのは気が引けるけど、やりたいって言ったのはあんただからな? 泣いて謝っても、許さないぞ!」 それでも慎二は、その言葉を認めようとはせず。 あくまで、喧嘩を売ってきた以上は仕方ないし買ってやるという態度を取った。 プライドの高い彼にとって、自らのミスを認めるなんてマネはしたくなかったのだろう。 そんな彼に小さく溜め息をつきながらも、ライダーは微笑を浮かべて、得物であるクラシカルな二丁拳銃を抜いた。 合わせて、ヒースクリフも構えを取る。 両者は正面から睨みあい、そしてお互いに動かずにいる。 それはさながら、ゴングを待っているボクサーの様でもあった。 しばしの間、場には長い沈黙が流れ……そして。 「やれ、ライダー!!」 開幕のゴング―――慎二の一声が、ついに発せられた。 「そんじゃあ、おっぱじめようかねぇ!!」 まず先に動いたのはライダー。 彼女は二丁拳銃を素早くヒースクリフに向け、その引き金を引いた。 轟音と共に、二発の弾丸がその身を貫かんと突き進んでいく。 ―――ガキィンッ!! 「何っ!?」 しかし、それがヒースクリフに命中する事は無かった。 彼が左手に持つ盾に、阻まれたのだ。 馬鹿な、と慎二は呟きヒースクリフを睨む。 サーヴァントの弾丸を、あんな盾如きで防げる筈が無い。 そう思い、盾に視線を移し……そこで気付く。 彼の持つ盾が、白く光り輝いている事に。 「なんだよ、あれ!? ただの防弾盾じゃないのか!?」 神聖剣。 ヒースクリフが持つユニークスキルの一つであり、その効果は、装備した盾に強力な『攻撃判定』が付加されるというもの。 本来ならば防御にのみ用いられる盾を、武器としても扱えるスキルだ。 しかしその真価は、かつて多くのプレイヤー達が口にしたように、やはり防御にある。 盾に威力を纏わせる事で、その堅牢さはより強固なものとなるのだ。 そう……英霊の攻撃相手にも、通じる程に。 「ハッ、面白いじゃないか。 だったら遠慮せず、派手にばらまくまでだよ!」 堅い防御が自慢なら、火力で無理矢理こじ開けるだけだ。 ヒースクリフが構える盾目掛けて、ライダーは怒涛の勢いで拳銃を乱射する。 「これしき……!!」 盾越しにビリビリと伝わってくる衝撃に、ヒースクリフは流石に表情を歪めた。 だが、それでも神聖剣は打ち破られていない。 ならば構うものかと、ヒースクリフは前に足を踏み出した。 襲い来る弾丸を一切避けず、ただ一直線に、目前の敵へと最短距離へと突き進んでいく! 「ハァッ!」 そしてライダーが間合いに入ると同時に、右手で剣を突き出す。 それは英霊の目から見ても、実にスピードのある真っ直ぐな一撃だった。 だが、だからといって素直に喰らう訳にはいかない。 ライダーは迫りくる刃を左手の銃で横から叩き、軌道を逸らして回避する。 同時に、すかさず右手の銃をヒースクリフに向けてその引き金を引いた。 ―――ガァンッ!! しかしそれよりも早く、ヒースクリフは盾を彼女に向けていた。 高い金属音を鳴り響かせながら、弾丸はまたしても神聖剣に叩き落とされる。 そして、ヒースクリフはそれだけでは終わらなかった。 そのまま前へと更に踏み込み、光り輝く盾を真正面からライダーにぶつけにかかったのだ。 「チィッ!」 これだけ堅牢な盾によるチャージとなれば、当然威力の程も想像出来る。 それを受けるのはまずいと、ライダーはとっさにバックステップしてヒースクリフから距離を取った。 無論、その最中にも拳銃を乱射して弾幕を張る事は忘れない。 「ハハハッ! いいねぇ、ぞくぞくするよ……あたしも色んな海を渡り歩いてきたが、あんたみたいな奴ははじめてみたさ!」 自身の放つ弾丸を、尽く防がれる。 この思わぬ強敵の出現を前にして、しかしライダーは笑っていた。 慎二の意見とはややニュアンスは異なるものの、やはり強い相手と闘ってこその聖杯戦争だ。 これを愉しまずに、どうしていられようか。 あの防御を打ち破るには、どうすればいいか。 あの盾以外には、どんな切り札を隠しているのか。 そんな想像が、次々に沸き立ってくる……心が躍って仕方が無いのだ。 「じゃあ次は、こんなのはどうだい……砲撃用意!!」 ライダーが高々と声を上げる。 すると、何も無い筈の頭上の空間から、何かが出現した。 それは黄金色に輝く、巨大な大砲―――カルバリン砲だった。 その総数、実に三本。 筒先は全て、ヒースクリフへと向けられている。 「大砲だと……!」 「藻屑と消えなぁ!!」 直後。 驚くヒースクリフに向けて、全ての砲門が火を噴いた。 迫り来るは、拳銃の比ではない爆撃……それでも、ヒースクリフの取る行動は変わらなかった。 神聖剣を発動させ、光の盾でその一撃を受け止めにかかる。 「グゥッ……!!」 神聖剣は、カルバリン砲ですらもその圧倒的防御力で堪え切った。 しかし、それでも全てを抑えきれる訳ではない。 まずは盾越しに伝わる強大な衝撃に、ヒースクリフはその身を吹き飛ばされそうになる。 これには両足に力を込め、強く踏ん張る事で対処を取る。 続けて、肌をピリピリと焼く熱風と黒煙が伝わってきた。 視界は黒で埋まり、爆風による息苦しさが襲いかかってくる。 これらには流石に対処法が無く、どうにかして耐えきるしかない。 「もらったよ、ヒースクリフ!」 その刹那。 側面より、ライダーが声を発した。 彼女は最初から、カルバリン砲でヒースクリフを仕留められるとは思っていなかった。 神聖剣ならば、砲撃ですらも防ぎきるだろうと予想をしていたのだ。 それでも敢えて仕掛けたのは、この展開を見越しての事。 砲撃を防御させる事で、黒煙と爆風でヒースクリフの視界を潰し、防御の外から仕掛ける為だったのだ。 「いいぞ、ライダー! そのまま風穴を開けてやれ!」 引き金が引かれ、銃弾が黒煙を突き破ってヒースクリフへと向かう。 そのおかげで視界は晴れたものの、迫る攻撃に気付くには少々遅すぎた。 カルバリン砲で釘付けにした今、この距離からの防御は流石に間に合わない。 慎二もヒースクリフが蜂の巣になるのを確信し、嬉々とした声を上げる。 だが……その予想は、思わぬ形で裏切られた。 ―――カキキィン!! 「えっ!?」 命中寸前。 ヒースクリフの右手から青白い残光が走り、同時に金属音が複数鳴り響いた。 それは、弾丸が叩き落とされた音に他ならなかった。 右手に握る刃……青薔薇の剣によって。 「言った筈だ、慎二君。 私にあるのは、この盾と……そして剣だと!」 盾が使えないならば、剣を使えばいい。 四連撃ソードスキル―――バーチカル・スクエア。 ヒースクリフは弾丸が放たれた瞬間、動かせる右手ですばやくそれを発動させていたのだ。 迫りくる弾丸を、防ぎきる為に。 「ハァッ!!」 「うっ……!?」 ヒースクリフは間髪いれずに踏み込み、ライダーとの間合いを詰めて逆袈裟に斬りかかった。 彼女は咄嗟に後ろへ飛ぼうとするが、今度は先程と違い間に合わない。 切っ先が右腕を捉え、一筋の傷をつける。 「……成る程ねぇ。 あんた、視界が晴れた瞬間に私の目線を見て、弾道を見抜いたね?」 「その通りだ。 流石にこれは賭けだったが、上手くいってよかったよ」 斬られた右腕を押さえながら、ライダーは笑いかけた。 弾丸を剣で斬り払う。 普通に考えればありえない事なのだろうが、ヒースクリフはそれをやってのけた。 その種だが、彼は発砲と同時に視界が晴れたその瞬間、ライダーの目を見ていたのだ。 そして、彼女が何処を狙い、仕掛けてきたか……目線から、弾道を予測したのである。 ヒースクリフは知らなかっただろうが、それはGGOの世界でキリトが銃撃相手に取った戦法と全く同じものだった。 偶然にも彼は、ライバルと同じ対処法を使っていたのである。 「もっとも……完全に防ぐ事はできなかったようだがね」 しかしながら、流石にライダーの攻撃全てを斬り払う事は、ヒースクリフの腕でも出来なかった様だ。 頬を掠めて一発と、そして脇腹を貫通してもう一発。 合計二発ほど、彼は弾丸をもらってしまっていた。 とは言え、これならまだ、戦闘を続けるには支障はないダメージだ。 「いいねぇ……二発だけで済んだって言わないその欲張りさ。 ますます気にいったよ!」 「そういう君も、中々のものだ。 さっきの一撃は、腕を一本もらうつもりだったというのに」 ◇◆◇ (ふざけんなよ、聖杯戦争ってのはサーヴァント同士の戦いだろ!? こんな話……聞いてないぞ!!) 目の前で繰り広げられる激戦に、慎二は戸惑いと苛立ちを隠せないでいた。 聖杯戦争とは、マスターが召喚したサーヴァントを操り戦うゲームではなかったのか。 どうして英霊たるサーヴァントを、それも天才である自身が操るライダーを相手に、ただの人間が互角に立ちまわれているというのか。 いや、正確には互角じゃない。 状況は僅かながら、ヒースクリフの方が有利だ。 ライダーはヒースクリフの攻撃を回避しつつ仕掛けているのに対し、ヒースクリフは回避と防御の両方を交えながらライダーに仕掛けている。 命中したらまずいライダーと、命中しても防ぐ事が出来れば大丈夫な神聖剣とでは、攻撃を当てる事への意味合いがまるで違うのだ。 このまま体力勝負の持久戦になれば、当然両者の動きに鈍りが出るだろう。 そうなった場合、不利なのはライダーの方だ。 加えて、慎二の魔力がどこまで持つかという問題も、長丁場になれば発生してくる。 (僕の方が負けてる……そんな事、あってたまるか!) 慎二としては、その事態は何が何でも受け入れる訳にはいかなかった。 こんな初戦で天才たる自分が負けるなんて、あってはならない事なのだ。 故に……慎二はここで勝負に出る事にした。 「ライダー! 宝具の使用を許可するから、さっさとそいつを消し飛ばしてしまえよ!」 本来ならば、もっと後の試合に取っておくつもりだった切り札―――宝具を使う事を決めたのだ。 その言葉にライダーは、視線はヒースクリフに向けたままで答えた。 「おや、いいのかい? こんなとこで使っちまえば、結構人を呼びそうだよ。 それにこの兄さんは頭も良さそうだし、真名が割れちまいかねないんだけどね」 自身の宝具は目立つものだから、こんな平原で使えば確実に他の参加者を読んでしまうだろう。 加えて、真名が割れる危険性もまたある。 この状況での宝具の使用には、はっきり言って色々とリスクが伴う。 ライダーはそう告げ、それでも尚構わないのかと慎二に確認を取った。 「だったら、来た奴も一緒にふっ飛ばせばいいだろ! いいからさっさとやれよ、エル・ドラゴ!!」 その忠告も、慎二はまるで意に介さない。 それどころか、ライダーの真名までばらした上で強行するよう言い放ったのだ。 自ら不利になる状況を作り出してしまうとは、余程頭に血が上っているのだろう。 ライダーもこれには溜め息をつき、呆れざるを得ない。 「やれやれ……でもまあ、あんたの言う事も一理あるね。 この兄さんは、宝具無しじゃ流石にきつい相手っぽいし…… 何より、チマチマやるよか皆纏めて吹き飛ばす方が、あたしの性にもあってるよ!」 とは言え、慎二の策自体には別に反対する理由も必要も無かった。 彼が言うとおり、他の敵が集まって来るというなら、纏めてふっ飛ばせばいいだけの事だ。 自身の宝具ならば、それが出来るのだから。 「さあ野郎ども、時間だよ! 嵐の王、亡霊の群れ、ワイルドハントの始まりだ!!」 高らかに、ライダーが天へと号令を上げる。 すると直後……空が歪み、波紋が生じた。 続けてその中より、巨大な何かがせり出し始める。 虚空を突き破り、この空間へと出現しようとしているのだ。 「……これは……大砲が出現した時点で、何となく予想はしていたが……!」 それは、巨大な帆船だった。 本来ならば海を駆ける筈の船が、空に浮かびあがっているではないか。 続けて周囲に、何隻もの小舟が同じく出現する。 その全てが、砲門を取りつけられている……戦闘用の軍船だ。 「ヒースクリフ、あたしの名を覚えて逝きな! テメロッソ・エル・ドラゴ、太陽を落とした女ってな!!」 これこそが、彼女が誇る最強宝具。 黄金鹿と嵐の夜―――ゴールデン・ワイルドハント。 生前に彼女が率いた船の全てを召喚し、その圧倒的火力を以て敵を殲滅する切り札だ。 「太陽を落とした女、エル・ドラゴ……フランシス・ドレイクか……!」 ここでヒースクリフは、ライダーの名乗りとその宝具から、彼女の真名を看破した。 フランシス・ドレイク。 人類史上初の世界一周を成し遂げた偉大な航海者にして、当時は沈まぬ太陽の国と称され無敵とされていたスペインの艦隊を、ついに壊滅させた司令官。 弱小国だった英国を一気に世界でも有数の大国に伸し上げた、知る人ぞ知る英雄だ。 「まさか、そんな英雄を相手に戦っていたとは……しかも女性だったとは、驚いたよ」 「性別に関しちゃ、よく言われるよ……さあ、ヒースクリフ! あたし達のこの火力と、あんたのその盾と! どっちが上か、はっきりさせようじゃないかい!!」 「お、おわ!? おい、ライダー!」 ライダーは慎二を抱えて高く跳躍し、主船の穂先へと飛び乗る。 こうしなければ、艦隊の一斉砲撃で慎二を巻き添えにしかねないからだ。 有無を言わさず首根っこを掴んだ事については、流石に慎二も抗議の声を上げたのだが。 「いいだろう……!」 対するヒースクリフもアイテムウィンドウを開き、最後の支給品を使用した。 バトルチップ、エアシューズ。 使用すれば一定時間の間、空へと身を浮き上がらせる事が出来るアイテムだ。 その効果により、天を飛ぶ無数の船団と同じ高さまで、一気に上昇する。 片や、全サーヴァントの中でも最強クラスの火力・制圧力を誇るライダー。 片や、SAO最強の防御力を誇る神聖剣のヒースクリフ。 言ってみればこれは、最強の矛と盾を持つ者同士の激突である。 ならば勝つのは矛か、それとも盾か…… 【D-5/上空/1日目・深夜】 【ヒースクリフ@ソードアート・オンライン】 [ステータス] ダメージ(小) [装備] 青薔薇の剣@ソードアート・オンライン、防護盾 [アイテム] エアシューズ@ロックマネグゼ3、基本支給品一式 [思考] 基本:バトルロワイアルを止め、ネットの中に存在する異世界を守る。 1 慎二とライダーを倒す。 2 バトルロワイアルを止める仲間を探す [備考] ※原作4巻後、キリトにザ・シードを渡した後からの参戦です。 ※広場に集まったアバター達が、様々なVRMMOから集められた者達だと推測しています。 ※使用アバターを、ヒースクリフとしての姿と茅場晶彦としての姿との二つに切り替える事が出来ます。 ※エアシューズの効果により、一定時間空中を浮遊する事が可能になっています。 ※ライダーの真名を看破しました。 【間桐慎二@Fate/EXTRA】 [ステータス] 魔力消耗(小) [サーヴァント]:ダメージ(小) [装備] 無し [アイテム] 不明支給品1~3、基本支給品一式 [思考] 基本:バトルロワイアルに優勝する。 1 ヒースクリフを倒す。 [備考] ※参戦時期は、白野とのトレジャーハンティング開始前です。 ※バトルロワイアルを、ルールが変更された聖杯戦争だと判断しています。 また、同じくバトルロワイアルは単なるゲームに過ぎないと思いこんでいます。 ※宝具発動により魔力を徐々に消耗しています。 展開持続時間は最大魔力時で5分程度になります。 【青薔薇の剣@ソードアート・オンライン】 アンダーワールドの洞窟で、キリトとユージオが見つけた剣。 青白い氷の様な刀身を持っており、鍔元には薔薇の装飾が施されている。 とある名のある剣士が使っていたとされる、アンダーワールド屈指の名剣。 【エアシューズ@ロックマンエグゼ3】 使用すると、穴の開いたパネルの上でも移動可能になるバトルチップ。 このロワにおいては、使用すると一定時間飛行能力が付与されるものとして扱われる。 019 ハートレス・レッド 投下順に読む 021 三者三様 019 ハートレス・レッド 時系列順に読む 021 三者三様 初登場 ヒースクリフ 029 黄金鹿と嵐の夜 000 プログラム起動 間桐慎二 029 黄金鹿と嵐の夜
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【TOP】【←prev】【Dreamcast】【next→】 森田の最強将棋 タイトル 森田の最強将棋 機種 ドリームキャスト 型番 T-39101M ジャンル テーブルゲーム(将棋) 発売元 ランダムハウス 発売日 1999-4-15 価格 5800円(税別) 森田将棋 関連 Console Game FC 森田将棋 PCE 森田将棋 PC SFC 初段 森田将棋 早指し 二段 森田将棋 早指し 二段 森田将棋 2 PS 森田将棋 森田和郎の将棋道場 N64 森田将棋 64 DC 森田の最強将棋 Handheld Game WS 森田将棋 for WonderSwan GBA 森田将棋 あどばんす 駿河屋で購入 ドリームキャスト
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筋肉は最強だ ギルマス : ランドル(マッスル) サブマス : 不明 ギルドランク: B ゼフィルスの勇者覚職を知り勧誘してきたギルドの1つ。 正式名は「筋肉は最強だ」となっているが通称であるマッスラーズと呼ばれることが大半である。 筋肉接待や筋肉ビルドローラーなどを受け苦手にしている者が多い。 構成 実は筋肉戦士に就いているのはギルマス1人であったが ゼフィルスの情報爆弾で徐々に筋肉戦士へ転職する人数が増えている。 戦績
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作詞:森雪之丞 作曲:林哲司 編曲:林有三 歌:影山ヒロノブ ドラゴンボール ドラゴンボール 戦いの歴史を変えろ…最強のフュージョン Yes! 魂の底に Yes! 鎮めてた炎 静けさを 引き裂いて 揺り起こすのは どいつだ? Yes! 時が流れても Yes! 夢があふれても 悲しみが あるかぎり また俺達の 出番さ 強敵に 出逢うほど ヒーローは 強くなる (いくぜ)覚悟してろよ (今だ)愛を叫べば 嵐が吹く ★ドラゴンボール(俺は太陽) ドラゴンボール(おまえは月) 溶けあえば 奇蹟のパワー ドラゴンボール(指をあわせ) ドラゴンボール(心重ね) 戦いの歴史を変えろ…最強のフュージョン Yes! 嫌いあいながら Yes! 認めあいながら 俺達の 友情は 熱い閃光(ひかり)に 変わった Yes! サイヤの力に Yes! 夢が宿る時 誰もまだ 信じない 凄い戦士に なるのさ ゴジータの 名を呼べば 伝説の 始まりさ (急げ)容赦しないぜ (唸れ)神秘のエナジー 悪を砕け ドラゴンボール(怒りを抱き) ドラゴンボール(痛みを知り) 胸に咲く 優しさの薔薇 ドラゴンボール(限りのない) ドラゴンボール(そのパワーに) 神々も驚くだろう…復活のフュージョン ★repeat
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【作品名】おれは元陸上部員だぞ!!!!! 【名前】最強妄想キャラクター議論スレ20 487 【属性】元陸上部員 【大きさ】成人男性並みとする 【攻撃力】ひじで窓ガラス割った 【防御力】ころがってきた30cmくらいの石が頭に当たってもいたくなかった ハチに2回さされて大丈夫だった 子供の時8mの高さから落ちたけど大丈夫だった 自転車で4mくらい下のたんぼに突っ込んだら死にかけた 【素早さ】元陸上部員の成人男性並み ◆考察記録--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 248 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2009/07/05(日) 19 20 53 最強妄想キャラクター議論スレ20 487考察 本気出せば普通の人でも窓ガラスくらい割れると思われるので防速が高い常人となる。 ×漫画男 武器持ちは厳しいか。 ×ダイヤ人 攻撃力が高いので厳しい。 △*3ペクチョンニダー太帝~メタバスター 少し強い程度なのでほぼ同格か? ○一勝に全てをかける人 タフなので有利そうではある。 ○江頭2 50 タフなので勝てるだろう。 ペクチョンニダー太帝=八神雷人=メタバスター= 487 249 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2009/07/05(日) 19 32 23 俺、江頭に勝てるのか…! 250 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2009/07/05(日) 20 31 05 お前が江頭2 50と対峙して本気で襲い掛かってくる江頭を倒せると思うならそうなんだろう 違うならLet's再考察だ
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東京都・渋谷。押しも押されぬ首都の代表する繁華街のひとつ。 将来に必要なだけの退屈な学校の勉強に、若者がファッションの刺激を求め朝も夜もなく街に繰り出し。 肩幅にすっかり馴染んだスーツを着た大人が、書類の束だらけの鞄を片手に朝も夜もなく幾度も交差しては別れていく経済の中心地。 たまの休日に日頃のストレスを解消せんとはしゃぐ者達の中には、衝動に任せた派手な髪色、パンクなファッションに身を包むのもさして物珍しくない。 与太者見世物大いに結構。我こそが流行の最先端と天下に知らしめんとす花の都。 だから。 デートでの待ち合わせの聖地・ハチ公銅像前に背を預けながら缶ジュースを呷る長身の影にも、街の住人として諸手で迎え入れられていた。 色素の薄い、銀か白の髪を、リストバンドで上げた青年だ。総身は黒衣。大人の段階を昇る感触も覚えてきた端正な顔立ちは、すれ違いに横目で追い続ける子女達に微かに色めき立たせている。 特徴的なことに、それで額に巻くところのバンドを両の目と眉の部位にまでずり下げている。 当然、視界は暗黒で閉ざされる。家で遊びに目隠しにすることはあろうだろうが、そのまま外に出るのは無謀に過ぎる。滑稽な転び方をしても文句は言えまい。 なのに目隠しで挙動が不審になってる様子はなく、偶に自分に目を向ける通行人に手を振る始末。 同じ待ち合わせ中の人は、実は透けて見えてるのだろうかという疑いを胸にしまいつつも抱いていた。 だがそれも。街を騒がせる異常なわけではない。 見た目が不審者なだけで弾き出すほど渋谷(このまち)の懐は狭くない。 ちょっと奇妙な格好の男が待ち合わせ場所で立っていて、少し注目を集めていた、だけ。 それだけだ。ただのそれだけ。 平和な時間。日常の枠からはみ出ないありふれた光景。 「まいったなぁ……本当に誰もアンタに気づいてないよ」 本当の異常は。 男に隣り合って立つ袴姿の男の存在に、群衆の誰一人として気づいていない事の事態だ。 侍。そう呼ぶしかない格好だ。 掛け軸か屏風絵から抜け出たようにしか見えないほどの侍だ。 時代錯誤の着物を纏い、足は足袋(たび)。腰にも届く長髪の後ろを高く結わえている。 極め付きには左の腰元に見える柄。鞘まで完備された中は空洞でも玩具でもない、本物の刀剣が確かに眠っている。 気づかれれば問答無用の警察沙汰で、街は騒然とするだろう。気づかれてない現状、その心配はないが。 隣でやたら目につく男と対象的に、侍は見咎められることも、遠ざけられてもいない。完全にいないものとして扱われてる。 侍は、世界の認識から消失していた。 「霊体になってりゃ呪霊みたく見えないのは当然として、こうして完全に実体を持った上で気づかれないなんて、それだけで一つの術式として成立する。 ましてそれがデフォルト、基本も基本だっていうんだから。おっかないねえ、サーヴァントってのは」 「……五条、私はそう大それたものではない。私にできるのはせいぜい刀を振るうことだけだ。英霊の座に押し上げられた者にとってはただの剣士でしかない。 その剣にしても、後にも先にも私を上回る才覚は数多に生まれていただろう」 「聞く方にとっちゃ嫌味にしか聞こえないぜそれ。 自信過剰も身を滅ぼすけどさ、アンタの場合は自分の過小評価がすぎるんだよ、アサシン」 二人の会話は雑踏には届かない。仮に聞いても、意味がわからず聞き流すだろう。 「英霊ではない身で私を捉えるほどの術技を身に備えた主に言われては、慢心などできるはずもない」 「その剣だけでこっちの技全回避しつつ僕に届かせてといてよく言うよ。 けっこう全速だったのに術式なしで追いついて斬りに行くとかさー……あー嫌なやつ思い出しちゃったじゃん」 交わされる言葉の意味も。知るものが聞けば戦慄するその内容も。 知るはずがない。理解しようはずがない。彼らは端役。舞台を飾り立てる装飾の枠を超えることは許されない。 マスターとサーヴァントが組み合わせ、ただひとつの奇跡を求めて殺し合う儀式、聖杯戦争。 その舞台に立ち、いずれ破壊の災禍を浴びせ、蹂躙させられる役目でしかない彼らには。 マスターの名は五条悟。 呪術師御三家の一角、無下限呪術の使い手。呪いと人の均衡の支柱。自他共に認める現代最強の呪術師。 サーヴァントの名は継国緑壱。 鬼殺隊中興の祖、日の呼吸の使い手。自身がどれだけ認めずとも疑いの余地のない最強の鬼狩り。 共に聖杯に望む権利を得、戦いの火蓋が落とされるのを待つ身の二人は、こうして駅前で呑気に茶を飲んでいた。 「平和だねえ」 缶を傾けつつ空を仰ぐ。天気は良く、人の往来は絶えない。これから戦争が始まると言われても俄には信じがたい日々だ。 だが呪術師の五条は知っている。人ある限り【呪い】は必ず生まれる。 社会で淘汰的に生まれる負の感情の淀みが、日に日に増していくのをその六眼で視ている。 この溜まった淀みは瘤となり、ほどなく膨れ上がって破裂する。これは確信で確定だ。 特級を凌ぐ呪力の塊が数十体で殺し合う。そんなものが起きれば渋谷事変どころの話じゃない。東京一個ぐらいは、軽く吹っ飛びかねない。そう試算していた。 「ああ、平和だ。そしてこれ以上ないほど、美しい。 ここには鬼の脅威はない。豊かで物に溢れ、大きな争いもなく、親が子を愛し育む、そんな細やかな幸福が許される世界だ」 「いやいや、そこまで博愛主義じゃないよ僕は」 「だが」 緑壱は言葉を切った。 「やはり戦いは起きるのだろう。私がこうして呼ばれた時点で。 これからここで、また多くの人が苦しみ、死んでいく」 「この世界の人を気にしてるの? 君とは無関係の、そもそもどこかの誰かの模倣みたいなものなのに?」 「だが生きている。家族と幸福に暮らしている。ならば私は彼らを守りたい。たとえ彼らの生活が、そして私すらもが一夜の幻なのだとしても」 共に生まれつき、情報を掴む視覚という点で逸脱した能力を備えている二人だ。 五条は呪力の性質を見極める六眼から彼らを「偽物」だと断じ、緑壱は骨肉から臓器まで透かして見える世界から彼らを「人間」だと見做した。 「詩人だねえ。そして意外に感傷的だ」 顕現して契約を確かめ合っていた始めは無愛想で何を考えてるかわからず、特級の秤にすら乗らない超抜級の剣才を誇る英霊を物騒に思っていたが。 その才に対称するが如く朴訥で、全うすぎる普通な精神の持ち主なことに、五条は数日の交流で把握した。 有り余るほどの才が人格を食い潰すパターンは呪術師でもままあるが、自己を覆い隠して見えなくしてしまうほどというのは滅多に見ない。 自分みたいに一個ぐらいブッ飛んでればまだ周囲もマシだったろうに……と棚に上げてみても、そうでない彼を哀れみもしない。 緑壱の方針は聖杯戦争においては全くの無益。こちらにとってマイナスにしかならない下策だ。 救ったところで得点が出るでもなし。感謝すらされるかどうか。しかも用事が済めばこの世界ごと廃棄だって十分あり得るのだ。 だからここは、呪霊ならざる英霊を縛る令呪を保持する身として戒めるのが、出来るマスターというやつなのだろう。 勝ちの目を出しやすくする為に。奇跡の成就させる大事の前の小事として。 「ま、いっか。僕もそのつもりだったし」 今更過ぎる天秤など放り捨て、五条はあっけからんと快諾した。 「……いいのか」 「いいよ。要するにこれ見よがしに暴れる連中を見つけたら速攻倒しちゃうってことだろ? そもそも僕、願いとか大してないしねー。上層部皆殺しーとか一人でできるし、未来ある若手も集まってきてる。 呪霊を生まない世界──────なんて、死んだ奴の夢に引っ張られたくもない。 第一、のんびり様子見してるほどあっちも暇じゃなさそうだ。 なんとかなるとは思ってるけど、戻れるってんなら長引かせる必要もない」 像から背を離し、眼の覆いを片方だけずらし空を射貫く。 「即帰って、あいつからクサレ脳ミソ野郎を引っ剥がしてやるよ」 界聖杯に招かれる前の五条の記憶は、己の肉体が小さな函に押し込まれる瞬間だ。 特級呪物『獄門疆』。友の亡骸を玩弄する者の手で、自分は囚われた。 シャットダウンした視界が晴れた時には、10月31日の惨劇より前の渋谷に立ち尽くしていた。 タイミングよく脱出できたと見るのか、タイミング悪く攫われちゃったのか。そこら辺はおいおいだ。 後進は育てた。 自分がいなくとも最後には彼らなら勝ち残れると楽観しつつ期待してる。 けれどただ儀式を終わらせても、あの髑髏で狭苦しい中に直行してしまうのなら。 聖杯とかいう胡散臭さ全開の賞品にも、格安チケット代ぐらいの期待は持てる。 「何なら一緒に来ない? アンタが加わってくれればもうこっちの勝ち確なんだけど」 「今の私は死者。人の歴史に落ちた影のようなもの。 この場の役目を果たせば速やかに去るのが礼儀というものだろう。お前たちの世界は、お前たちの力で守られてこそ価値がある」 「あっそ残念。ま、いうなれば正の方向性で反転した呪霊だ。お爺ちゃん方が見たら憤慨ものだ。血圧脳に行き過ぎてポックリいっちゃうかも。 あ、なんかそれはそれで見てみたいな! ねえやっぱ来てみないかな─────」 個には限界がある。 己がいない場所で動いた運命に、ただの最強は何も為せない。 その人生に敗北はなく、勝利しかないまま、傍らにいた輩は袂を別った。 彼らは一人だったが故に多くを取り零してきた。 では最強がふたりならば───運命は、限界は、不壊の殻は破られるのか。 呪術師と剣士は街の雑踏に紛れて、やがて飲み込まれるように姿を消す。 蔓延る呪いを打ち砕く指も、暗躍する鬼を斬り裂く刀も、やはり目にすることはなく。 【クラス】 アサシン 【真名】 継国緑壱@鬼滅の刃 【ステータス】 筋力B 耐久D 敏捷A++ 魔力E 幸運E 宝具B 【属性】 中立・善 【クラススキル】 気配遮断:A+ 暗殺者ではなく、武芸者の無想の域としての気配遮断。 ただその域が極まり過ぎてることと、逸話の影響でランクが上がっていて、完全に気配を絶てば発見することは不可能に近い。 【保有スキル】 日の呼吸:EX 鬼殺隊が鬼と戦う為に編み出した特殊な呼吸法、全集中の呼吸の開祖。始まりの呼吸とも。 全部で拾参の型があり、そこから繰り出される斬撃は灼熱の如く鬼を斬り裂く。 伝承により鬼種、魔性への特攻効果を持ち、たとえ討ち漏らしても傷口が再生せずに延々と残り続けるスリップダメージを負う。 天与の寵児:A+ どの時代の剣士も追いつけない、この世の理の外にいるとしか思えない数々の超常の才を纏めたスキル。 寿命を大幅に削る代償で戦闘力を増大させる『痣』、 筋肉や骨格、果ては内蔵まで透かして見ることで敵の行動を完全に読む『透き通る世界』、 日輪刀に万力の握力と熱を込め赤熱化させ鬼への特攻効果を高める『赫刀』、 緑壱はこれらを生まれつき、しかも何の代償もなく使いこなしていた。 明確に上位存在から加護があったかは定かではないが、緑壱は自身を鬼の始祖を倒すべく特別強く生まれた───ある種の抑止力であったと推測している。 情報抹消:D 対戦が終了した瞬間に目撃者と対戦相手の記憶からアサシンの戦闘、特に「日の呼吸」に関する情報が消失する。 死後緑壱を恐れた鬼が日の呼吸の使い手、存在を知る者を徹底的に滅ぼしたことで後天的に得たスキル。 斜陽:D 絶対に倒さなくてはならない相手をこそ取り逃がしてしまうという、このサーヴァントに刻まれた唯一の「呪い」。 確実に勝てる戦いにも関わらず、様々な不運が折り重なって、最後の一太刀だけが宙を切る。 超常的な肉体と一般的な精神の齟齬が引き起こす、一種の摩擦のようなものとでもいえる。 【宝具】 『拾参ノ型・縁舞日昇』 ランク:C++ 種別:対人奥義 レンジ:0~10 最大捕捉:1人 じゅうさんのかた・えにしはまわりひはまたのぼる。 鬼の始祖との戦いにて開眼したただ一度のみ使用し、名付けられぬまま終わった、日の呼吸拾参番目の型。 日の呼吸の型を壱~拾弐まで放ち続け円環と成す連続奥義。 陽の光以外で滅びない不死身の鬼相手に、ならば夜が明けるまで斬り続ければいいという単純な理屈を現実にしてしまった。 一度完全に嵌ったら以降型が延々とループされ敵は抜け出せず刻まれ続けることになる。 緑壱自身の運動能力で成立する宝具なので発動する魔力は必要ないが、全力で絶えず動き続ける必要上、総合的に消費する魔力は少なくはない。 【weapon】 『日輪刀』 日の呼吸に適応する刀身は黒曜石のような漆黒色をしている。 【人物背景】 鬼殺隊に呼吸術を教えた中興の祖。始まりの呼吸の使い手。 人はおろか鬼すら寄せ付けぬ強さを誇るが、その精神はありきたりな平穏を好む純朴なものだった。 疑いなく最強であるにも関わらず、妻子の危機に間に合わず、宿敵の討滅の絶好の機会を逃し、堕ちた兄の介錯を務めることもできず寿命で果てた。 【サーヴァントとしての願い】 五条に付き従い、人を守る。 【マスター】 五条悟@呪術廻戦 【マスターとしての願い】 元の世界に帰還。もちろん封印されない時点で。 【能力・技能】 現代最強の呪術師。単純な体術と呪力操作でも特級呪霊を手玉に取る。 肉体に刻まれた生得術式は無限を実数化し攻撃を遠ざけて止める、反転させて弾く「無下限呪術」と、呪力の視認と緻密なコントロールを行う「六眼」の抱き合わせ。 呪術の最終地点「領域展開」は、相手に無限の情報を与え続けることで行動不能にする「無量空処」。 反転術式も使用可能。致命傷からも復帰できる他、無下限の負荷を軽減する為常時回している。 【人物背景】 呪術高専東京校一年の担任。特級呪術師。 現代どころか千年前から数えても太刀打ちできる存在が術士・呪霊並べても見当たらない強さを誇るが、自分だけが最強であるのに限界を感じ呪術界の革新を試みている。 もういっそ上層部皆殺しでもいいんじゃないかと考えてるが、それだと頭が挿げ替わるだけで何も変わらないので、後進の育成に力を注いでいる。 ただし性格は悪い。生徒同僚からの信頼は高いが尊敬はあまりされてない。 参戦時期は渋谷事変、特級呪物『獄門疆』に封印された後、もしくはされる直前から。 【方針】 敵を見つけて手っ取り早く倒す。かといって一般人のマスターを秤にかけるかは吟味。
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最強パーティー編成 基本編成は防御役1支援役1攻撃役(狙撃役・近衛役)3。前列に防御役と支援役を置き、後列に攻撃役を配置する。 ステージや手持ちキャラによって、変わってくるが、初心者はまず上記を意識して編成してみるのがいいと思う。 遺跡などで相手の戦闘力が高い場合は、防御役1支援役2攻撃役2とかの方が安定するかも。 日々更新してるので、以前と変わったりしてるところもあるかもだけどゆるして。 暴風最強編成 暴風はデバフで敵の行動を阻害しつつ、ジワジワ削っていく嫌な戦い方が得意。 前列① 前列② 後列① 後列② 後列③ おすすめ編成 ヘルキンナ アリス プリシア ヴァネッサ シャミル 入替候補 ミア ニーナ イリア ミュル マグダレーナ ジェシカ ソフィア キャロル 基本戦術 ヘルキンナとヴァネッサで【沈黙】を付与して、敵のスキル発動を阻害。 シャミルで被回復効果やバリアー効果をダウンさせて、 プリシアが反撃も含めた全体攻撃でじわじわ削っていく。 アリスは敵のステータスを下げつつ、味方の回復役。 強い点 基本範囲攻撃が主軸のため、敵に【烙印】持ちがいても影響を受けづらい。 弱い点 【沈黙】が意味をなさない氷結パーティー(連撃主体のパーティー)は苦手。 編成備考 ヘルキンナ・ヴァネッサ・シャミルは虚無勢力のSSR+のため、入手難度が高い。 SSR+のキャラを狙うなら、アリス>プリシアがいいかも。 アリスはヒーラー兼デバッファーとしての性能が高いため、他勢力とも組みやすい。 前列①タンク 入替候補のミアは回復・復活スキル持ち、ジェシカは行動妨害スキル持ちのなので、用途に合わせて編成。 ただし両名とも自前で【烙印】を持っていないので注意。 前列②ヒーラー アリスが最強。 ニーナは回復しながら味方に攻撃力UPや防御力UPのバフを付与する。また、【行動妨害】状態の敵の被ダメを上げるパッシブも持っており、攻撃寄りの性能。 ソフィアはデバフ解除が可能なヒーラー。味方へのダメ減バフも付与可能で防御寄りの性能。 後列①②③火力兼デバッファー役 メイン火力のプリシラの入替候補としては、暴風SSRの中で火力の高めなイリヤがまずあげられるか。 ミュルは【中毒】【沈黙】、マグダレーナは【暗闇】【沈黙】を付与可能なキャラで、妨害役として採用。 プリシア、ヴァネッサ、シャミルだと単体を削れるキャラがいないから、単体攻撃持ちのイリヤをどこかに入れてもいいかも。 暴風SSR編成 前列① 前列② 後列① 後列② 後列③ おすすめ編成 ミア ニーナ イリア ミュル マグダレーナ 入替候補 ジェシカ ソフィア キャロル 暴風は【烙印】持ちSSRがいないので、氷結などの単体特化パーティー相手だと結構きついか。 ミュルやマグダレーナが【沈黙】や【暗闇】を付与して敵を妨害、 イリアがメイン火力として敵を削っていく。 イリアがいない場合は、その枠にキャロルかなあ。キャロルは敵が【行動妨害】状態だとダメUPしたり、気絶を付与したりする。ミュルやマグダレーナで【沈黙】や【暗闇】を付与してキャロルを活かす戦法だけどどうだろう。 氷結最強編成 氷結は単体への集中狙いがおすすめ。 前列① 前列② 後列① 後列② 後列③ おすすめ編成 ヴェロニカ アスカル ソリーサ ムーラン ナタリア 入替候補 ソーミス リタイア ブレディ ライラ クララ 基本戦術 ヴェロニカが敵・味方に【烙印】を付与、味方にバリアーも撒いて耐久補助。 ムーランが味方にダメUP・HP吸収UP・連撃発動率UPなどのバフを撒き、 ソリーサ・ナタリアが単体火力で削っていく。 アスカルは回復役。 強い点 敵にも【烙印】を付与するので、全員が同じ敵を狙うこととなり、敵を落としやすく、数的有利を作りやすい。 弱い点 敵に【烙印】持ちがいると、倒しきれないときがある。(特にアテナは連撃スキルと相性が悪い) 編成備考 アスカル、ソリーサは虚無勢力のSSR+なので入手難度が高い。 ヴェロニカとムーランなら、ムーランが先に欲しいか。 ヴェロニカとソーミスは似た性能をしているので、比較的入替しやすいところだが、ムーランのバッファーとしての性能は他キャラでは補いづらい。 ナタリアの入替候補としてライラ(虚無SSR+)がいるのは、相手に【烙印】持ちがいるとき用。 2024/5/4 イブリーはクビにしてアスカル投入 イブリーはサブヒーラーとしては優秀だけど、メインヒーラーにするにはきついかも。ムーランのバフを発動するのに1ターンの連撃足りてないならイブリーも視野。 氷結SSR編成 前列① 前列② 後列① 後列② 後列③ おすすめ編成① ソーミス クララ リタイア ブレディ ナタリア おすすめ編成② ソーミス リタイア エディ ブレディ ナタリア ①はソーミスがタンク兼【烙印】付与、クララは味方の連撃ダメUPと【ブロック】付与、リタイアがヒーラー兼味方の連撃率UP、ブレディとナタリアで火力を出していくバランス編成。 ②はクララを抜いて、リタイアを前列、後列にエディを配置したもの。エディはHP割合が最も低い敵に【被回復減少】を付与できるので、ブレディ・ナタリアで削っている敵の回復量を落としてぶちころがす攻撃的な編成。 大地最強編成 大地はクリティカル出してなんぼ。比較的大器晩成型。 前列① 前列② 後列① 後列② 後列③ おすすめ編成 アテナ アスカル 椿 レイン ヒテ 入替候補 イリーナ シモンナ サファイア セファ ミティシア エレナ 基本戦術 アテナがタンクとして単体攻撃を引き受け、 レインはクリダメUPなどのバフでサポートしつつ、単体攻撃スキルで火力も出していく。 ヒテは反撃でちょこちょこ削りつつ、【烙印】を無視できる2体攻撃で低HPの敵を削る。 椿が時限強化時に敵を打ちのめす。 強い点 汎用性の高さ。CRTダメージで火力が結構伸びる。 範囲攻撃・単体攻撃を両方持っており、単体攻撃は低HPの敵を狙うので攻撃がばらけることもなく使いやすい。 弱い点 クリティカルを安定して出せるようになるまでは本領を発揮しづらい。 編成備考 椿、セファ、アスカルは虚無勢力のSSR+なので入手難度が高い。(セファは週末の限定パックとかで金さえ出せば来てくれる) 最優先はアテナの確保。アテナのタンク性能が恐ろしく高いので、アテナがいるだけで安定度が違う。 入替候補にサファイアを入れてるものの、競技場とかではサファイア入れるくらいならヒーラー2(シモンナ・ミティシアなど)にした方が勝てそう。 大地SSR編成 前列① 前列② 後列① 後列② 後列③ おすすめ編成 イリーナ シモンナ ミティシア エレナ ヒテ ヒテをダメージソースとする編成。 とにかくヒテを育てろ。ヒテは最強編成にも組み込めるスペックをしてる。本領を発揮するのは★2覚醒から。お互いのダメージが上がっていく後半は、ヒテの反撃ダメが馬鹿にならないほど痛い。 イリーナは【烙印】持ちのタンク。【危険予測】という回避率UPバフ持ち。たまに攻撃避けるから相手にしてるとちょっとめんどい。自己回復はないからヒーラー必須。 シモンナは純ヒーラー、ミティシアは単体ヒーラー兼パッシブで味方のクリティカル率UP。エレナは味方のクリティカルダメUP。 烈炎編成 烈炎は知らない。 たぶん赤獄シャーロット・ミリア・ティナ・ローレイと誰か入れとけばいいんじゃない? 赤獄シャロは【烙印】持ってないから、【烙印】持ちを入れたければヘルキンナ(虚無SSR+)とかを入れるのか? もしくはヒーラー2枚にするとかでもいいんじゃない。
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各キャラ最強武器一覧(全てATB+1がつきます) ■ライトニング ブレイズオメガ★ 620 620 アクセルオメガ★ 315 315 攻撃してATB回復 セイバーオメガ★ 210 723 ナイトオメガ★ 520 520 レイズ時HP回復UP改 グラディウスオメガ★ 723 210 オーガニクスオメガ★ 750 750 強力だがATB低下 オートクレールオメガ★ 711 711 ブレイク不可能 ライオンオメガ★ 508 508 早期ブレイク ■サッズ ヴェガエクリプス★ 812 822 スピカエクリプ★ 685 875 強化系持続UP改 デネブエクリプス★ 608 1125 リゲルエクリプス★ 996 1004 ブレイク不可能 アルデバランエクリプス★ 0 1150 強力だがATB低下 プレアデスエクリプス★ 1150 0 強力だがHP低下 アンタレスエクリプス★ 610 616 チェーンボーナスUP改 プロキオンエクリプス★ 620 414 ブレイク持続UP改 ■スノウ ワイルドクイーン★ 717 717 騎士クイーン★ 510 510 ガード系効果UP改 烈士クイーン★ 602 611 ピンチにパワフル改 エナジークイーン★ 925 292 妖魔クイーン★ 0 1050 物理低下 臨死クイーン★ 1020 1020 強力だがHP低下 沈まぬクイーン★ 815 205 ブレイク不可能 護法クイーン★ 410 620 バリア系効果UP改 ■ホープ エアウィングヌエ★ 526 441 ピンチにシールド改 ホークアイヌエ★ 202 917 オチルヴァニヌエ★ 513 713 アスピル系回復UP改 ニヌルタヌエ★ 612 612 ヴィゾフニルヌエ★ 305 713 防御系持続UP改 シームルグヌエ★ 926 0 魔法低下 マルファスヌエ★ 832 832 強力だがHP低下 アリカントヌエ★ 608 608 ブレイク不可能 ■ヴァニラ バインドニルヴァーナ★ 715 216 虎爪ニルヴァーナ★ 828 828 強力だがATB低下 キュアニルヴァーナ★ 424 424 ケアル系回復UP改 パールニルヴァーナ★ 201 912 いばらニルヴァーナ★ 709 709 ミステルニルヴァーナ★ 403 807 仲間戦闘不能で大幅強化 ベラドンナニルヴァーナ★ 403 807 弱体系成功率UP改 ヘヴンズニルヴァーナ★ 403 807 ブレイク不可能 ■ファング ブレードカイン★ 763 314 ドラグーンカイン★ 962 0 魔法低下 パルチザンカイン★ 307 839 シャーマニクスカイン★ 0 941 物理低下 パニッシャーカイン★ 517 731 ブレイクしてTP回復 パンドラカイン★ 616 830 妨害系成功率UP改 ニムロッドカイン★ 921 921 ブレイク不可能 ゲイボルグカイン★ 642 642 リベンジ系効果UP改 これだけは改造しておきたい武器 ■ライトニング ライオンオメガ アクセルオメガ ブレイズオメガ ■サッズ 要らない子 ■スノウ 要らない子 ■ホープ ブィゾフニルヌエ ■ヴァニラ ヴェラドンナニルバーナ ■ファング パンドラカイン
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チルノ関連の霊撃その2。 チルノの戦闘力が自分の場の大妖精の戦闘力の9倍の値になる。 コスト9と軽い割には効果が凄まじく、一瞬で並のユニットを抜き去る戦闘力を得ることが出来る。 極端に相手が強い場合は♪おてんば恋娘に頼るのも手だろう。 ♪妖精大戦争との相性も言うまでもなく良く、全員10万超えなど朝飯前である。 この状況で⑨連コンボなどを発動できれば立っていられる相手はそうそう居ない。 冬のおとずれと組み合わせる場合には、イジメ調整等でもない限りは あたい最強伝説→冬のおとずれ の順番に発動するように気をつけよう。 逆にすると冬のおとずれでの強化の意味がなくなってしまう。
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今日 - 合計 - 最強 東大将棋の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 17時09分02秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して